「ミャンマーからの医療ツーリズムを取り込もう」と考えた、タイのビザ緩和の動き。

【社会】タイで治療する患者にビザなしで 90 日間の滞在許可

(2017年8月21日 第668号)

タイ保健省は 17 日、タイでの治療を必要とする患者に対しビザなしで 90 日間の滞在許可を与えると発表した。ミャンマー、ラオス、中国、カンボジア、ベトナムの患者に対し入国ビザなしで滞在許可を与える。
同省保健サービス局が承認したタイ国内の 160 病院が発表された。患者は承認された病院から必要とする病院を選択し予約を取り、「治療のための 90 日間滞在確認状」を病院に送る必要があるという。
治療のためタイに入国する外国人はパスポート、病院からの受入証を提示する必要があり、治療が完了しだい帰国しなければならない。
(8月 18 日発行/Democracy Today 上の記事を再編集)

【編集部所感】

タイでの治療に関しては、ビザ不要で滞在許可を与える、との大きなビザ緩和の動きである。タイの医療ツーリズムの話にはなるが、ミャンマーの患者にも適用されるため、触れておきたい。
ミャンマーからタイへの医療目的での渡航者は意外と多い印象を受ける。なんとかお金が捻出できれば、ミャンマーではなくタイで治療を受ける、という流れがある。富裕層向けサービスで、医療ツーリズムの手配を専門に行っている会社もあるくらいだ。 あるタイ滞在者によれば「バンコクの病院に入院するミャンマー人のカバンには札束が入っている、と聞いた。バンコクに治療に来るミャンマー人=お金持ち、との印象。」とのこと。
そうした需要を見込んでの対応なのだろうけれども、この医療ツーリズムへの舵取りは、見事だと思う。実際に、どのようなニーズがあり、この対応による影響力はわからないけれど、日本としても参考にできそうな動きだ。
どちらかといえば、タイニュースではあるが、医療関係者によっては、影響もありそうだ。

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