韓国で、ミャンマー人を含めた外国人労働者 1,000人が人権を求めたデモ。

【労働】韓国でミャンマー人労働者たちがデモ

(2017年8月23日 第669号)

8月 20 日、韓国ソウルでミャンマー人労働者たちが労働者の人権を求めデモを行った。
自由に転職する権利、韓国人と外国人労働者の格差の是正、昇給制度の確立、違法な寮費の天引き、オーバーステイ者の強引な強制送還を辞めること、労働者の権利を守るワーク・パーミット・システムの規定、短期受け入れシステム(EPS)の廃止などを求めた。
ミャンマー人約 100 人、バングラデシュ人、カンボジア人、ベトナム人、インドネシア人、フィリピン人、中国人など外国人労働者が約 1,000 人集結した。7月 23 日にも、インチョン市でデモが行われた。韓国で働くミャンマー人は、3万人以上で主に工場や建築業、農業、酪農業に従事している。
(8月 21 日発行/7Day Daily 上の記事を再編集)

【編集部所感】

韓国・ソウルにおけるデモに関するニュースだ。ミャンマーからタイ・マレーシア・日本をはじめとした、海外へ渡航し就労する人は多い。韓国もミャンマー人の就労先の1つとして人気は高い、と感じていた。3月には、韓国での就労を希望する人達がごった返した、とのニュースもあった。(詳細はこちら
その韓国で労働者が人権を求めたデモを行った、とのこと。オーバーステイ者の強制送還に関しては、あって然るべき制度で筋違いの要求だと思うが、違法な寮費の天引き等、課題は様々ありそうだ。
今回のニュースの驚くべきポイントは、ミャンマー人だけでなく各国の外国人労働者が一団となって行動している点である。日本では、この手のデモが行われているとのニュースは耳にした事がないが、技能実習生制度の中では、違法に近い実態がある、とも耳にしたことがある。
こうしたニュースが流れ、状況が明るみに出て、その認知度が高まれば「ミャンマー人が働きたくない国」になってしまう懸念もある。そうならないよう、各企業が責任を持って取り組む必要がある、と改めて気が引き締まる想いがした。
SNS等があり、情報の伝達スピードは圧倒的に早まっている。違法なものは違法。その認識を強く持って取り組まねばならない。

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