2016年の経済成長率6.5%に低下。原因は3つ、と元財務副大臣のマウンマウンテイン氏が述べた。

【経済】経済成長率低下、原因は3つ-元財務副大臣
(2017 年2月3日 第 584 号)


 ミャンマー商工会議所連盟(UMFCCI)事務所で2月5日、2017 年の財政に関するフォーラムが開催された。元財務副大臣のマウンマウンテイン氏は、ミャンマーの経済成長率が低下した原因として、農作物生産量、輸出品の価格、対内投資の3つが減少したことを挙げた。
2015 年の経済成長率は 7.3%だったが、2016 は 6.5%に低下。2016 年の歳入は約 16 兆チャット(=約1兆 3,000 億円)、歳出は約 20 兆チャット(=約1兆 6,200 億円)で、約4兆チャット(=約 3,250億円)の赤字となった。
同氏は「農作物生産量は、昨年水害が発生したため減少した。また、1ドル 1,400 チャット(=約 114円)を超えるほどドル高チャット安が進んだことも経済に影響があった」と述べた。
そのほか、世界の石油価格下落によりミャンマーの主要輸出品である天然ガスの価格も下がったことが打撃となった。
(2月6日発行/Democracy Today 上の記事を再編集)

【編集部所感】

 経済成長率低下の原因を元財務副大臣が語った。現地で暮らしていて、感じたのは、政権交代の影響。政権交代してしばらく、大型の建設プロジェクトが停止されたり、大型の投資案件が凍結されていた。その影響を受け、建設プロジェクトが止まり、対内投資も減少する結果となったようにも思う。また石油価格下落の影響も少なからず受けている、と考えられる。
同記事内でも触れられているが、チャット安の影響も大きいように思う。2016年4月1日時点で1USD=1,220MMK が2017年1月1日には1USD=1,364MMKと10%超チャット安になっている。この影響もそれなりに大きいと思われる。
それにしても、経済成長率6.5%と順調な成長率であることには変わりない。2017年は今年の凹みの分も大きく伸びることに期待したい。

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