ドローンと飛行機の性能を掛け合わせた、長距離飛行も可能な万能無人飛行機を2018年からミャンマー国内で製造

【経済】ミャンマー国内で万能無人飛行機開発へ

(2017年10月13日 第691号)

 

 ミャンマー航空宇宙技術大学のチードゥイン教授は、国内で初めてドローンと無人飛行機の特性を併せ持った、縦方向に動くことができる万能無人飛行機を製造すると述べた。この無人飛行機は戦闘、研究、災害発生時など様々な用途に使うことができるデザインになっている。
教授は「この飛行機はドローンの性質と無人飛行機を合わせたものだ。ドローンのように上下の移動も可能で、飛行機のように飛行する。通常の飛行機であれば滑走路が必要となるが、この飛行機ならば必要ない。また通常の飛行機のように長距離を飛行することもできる。ドローンならば長距離は飛行できない。来年 2018 年から製造を開始する。戦闘用として使用する際には、敵がどこに隠れているかを探すことができる」と述べた。またミャンマー国内製であるため、修理やメンテナンスなども国内で行える。
同大学は災害発生地へ医薬品、衣類などの救援物資を無人飛行機からパラシュートで投下することで援助を行っている。
(10 月 12 日発行/Pyi Myanmar 上の記事を再編集)

【編集部所感】

以前から、ミャンマー航空宇宙技術大学のドローン関係のニュースは何度も報道されている。
自然災害の未然予防への応用等に関する研究について、以前も話はあった。そして、今回は、万能無人飛行機の国内製造、だ。記事内では、明確に「戦闘用」とも記載されているのが、少し不気味なところ。
災害発生時の利用が可能となれば、とても有益であり、これが実現すれば、ミャンマーのみならず、他国への展開も出来る可能性が高い。しかも、製造開始は2018年と来年の話だ。ドローンの課題は、バッテリーの性能に左右される飛行時間の短さだが、今回の報道によれば、長距離飛行も可能だという。
チン州やカチン州といった山奥において、災害が発生した場合にも、行って戻って来れるだけの飛行距離があれば、その有用性は非常に高い、と考えられる。この実現 及び 今後の展開が楽しみである。そして、同時に戦闘利用に使われることのないよう、祈りたい。

=

ミャンマー現地より、最新情報を週3回(月400本)配信。

配信本数No.1 の ミャンマーエクスプレス1ヶ月無料購読は下記より
 
【配信元】
日本語・英語・ミャンマー語翻訳のプロフェッショナル
ココライズ・ジャパン/KOKORIZE Myanmar
翻訳の依頼もお受けしております!