130億円 超の出資を受け、インドシナ半島の4カ国を横断する「東西経済回廊」を整備へ

【社会】ベトナムからミャンマーまでをつなぐ道を整備へ

(2017年7月7日 第649号)

 

ベトナム中部の港湾都市ダナンからミャンマーのモーラミャインまでをつなぐ東西の道路を整備して いくことが決まり、その記念式典が 6 月 29 日に開催された。
ミャンマーの建設省の担当者は「この東西を通る道路はミャンマー、タイ、ラオス、ベトナムの4ヵ国 を通る。この4ヵ国の経済がより潤うように物流を円滑にしたい」と述べた。
この道路整備の計画にアジア開発銀行(ADB)は1億ドル(=約 113 億円)を融資し、アセアンイン フラ基金からは 2,000 万ドル(=約 22 億円)を出資しているという。

(7月6日発行/Pyi Myanmar 上の記事を再編集)

 

【編集部所感】

 東西経済回廊整備に向けた記念式典が、開催されたとのニュース。ベトナム中部のダナンから、ラオスのサワンナケートを通り、タイのメーソート、ミャンマーのミャワディを経由して、モーラミャインまでを繋ぐ道路だ。
アジア開発銀行の融資、アセアンインフラ基金からの融資をあわせて、約 135億円の出資を受けて、同計画は動き出すようだ。ベトナムからミャンマーまでがほぼ一直線に結ばれる計画であり、総延長は 1,450km に及ぶという。仮にノンストップで、時速 100kmで走り続けることができれば、ベトナムのダナンを出発して、14時間30分でミャンマーまで行ける計算だ。
実際には、荷物の積み替え等もあり、休憩時間等もあるだろうから、計算通りにはいかないことは明らかだ。しかし、50kmで走ったとしても、29時間と考えれば、1日と少しでベトナムからミャンマーまでたどり着ける計算だ。
このルートの走行が実現すれば、アセアンの物流が大きく様変わりするだろう。完成時期に関しては記事内では触れられていないが、タイ国境のミャワディからモーラミャインまでの整備が2023年に終了の見通しとのこと。
まだまだ時間は掛かるが、現在の船便での物流に比べて、圧倒的に期間が短縮され、道の整備が進めば、物流コストの削減にも期待が寄せられる。
東西経済回廊の完成で、アセアンの西の玄関口であるミャンマーが物流拠点としての存在感を大いに発揮することにもなるだろう。

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