日本のODA支援を通じて、金利 8.5%でミャンマーの中小企業 284社に合計50億円弱の融資実行。

【金融】民間銀行6行が中小企業 284 社に 600 億チャット融資

(2017年12月8日 第715号)

民間銀行が中小企業 284 社に合計 600 億チャット(=約 49 億 2,000 万円)以上の融資をしたと計 画・銀行局が 12 月1日に発表。
計画・財務省によると、融資されるお金は日本政府からの ODA で、エーヤワディ銀行やカンボー ザ銀行など民間銀行6行を通して融資が行われた。
中小企業への融資の期間は最長5年で、金利は年 8.5%。各銀行から合計 284 社の事業者へ融資 が実行された。
(12 月5日発行/Pyi Myanmar 上の記事を再編集)

【編集部所感】

ミャンマーでは、融資を受けた際の金利が、他国に比して高く 13% かつ 担保が必要となっている。また無担保ともなれば、年利24%といった高利になる。そのため、お金を借りたい、と考える中小企業がなかなか融資を受けられないのが実態であり、富の再分配がうまく機能していないのが実態だ。
そうした状況を改善しようと、日本のODAを通じた2ステップローンが実施された。現地各行の協力を得て、8.5%の金利で284社への融資が実行された、とのこと。大手行の普通預金口座の年利が8.2%超、定期預金ともなれば 9%を超える金利がつくことを考えれば、なかなか簡単ではない数字だ。
日本の感覚からすれば、8.5%でもかなり高い利率、との印象を抱くが、13%に比べれば、利用者には助かる利率である。こうした取り組みを通じて、ミャンマー全体の金融へのアクセスが容易になり、数多くの事業者や起業家にチャンスが与えられる事を期待したい。事業を行なう企業が発展することが、ミャンマーの発展に貢献していく。こうした金融面での動きにも期待したい。

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