一般特恵関税(GSP)で揺れるミャンマー縫製業界。この4ヶ月の輸出額が前年同期比 2倍に。

【経済】縫製製品の輸出額が昨年の2倍に増加

(2019年2月22日 第895号)

欧州連合(EU)の一般特恵関税(GSP)停止が懸念される一方、2018 年 10 月から 2019 年1月までの4カ月間で縫製製品の輸出が前年同時期の2倍に増加したことがわかった。
経済・貿易省のキンマウンルイン次官補によると、CMP 製品の輸出額は約 15 億ドル(=約 1,660 億円)で、前年同時期から7億ドル(=約 774 億円)程度増加したという。CMP 製品の輸出はミャンマ ー全体の輸出金額の約 20%を占めており、同省によると 2017 年度の輸出総額は約 150 億ドル(= 約1兆 6,600 億円)であった。
ミャンマー縫製業者協会のミンソー会長は「収入は毎年増えている」と述べ、約 50 万人が従事する CMP 製品の輸出が EU の GSP 適用後毎年約 30%ずつ増えていることを明らかにした。2018 年度の 輸出額約 32 億ドル(=約 3,540 億円)に対し、2019 年度は約 35 億ドル(=約 3,870 億円)に増加す ることが予想されるという。縫製分野の輸出先は EU 加盟国が最も多く、日本が続く。同会長によると、 EUの GSPが停止されればこの4年間で急速に発展してきたミャンマーの縫製業界の伸びが鈍化す る可能性があるという。縫製工場の新設件数は 2018 年初め頃に月4〜6件だったものが年末には月 3〜5件に減り始めている。
(2月 19 日発行/7Day Daily 上の記事を再編集)

【編集部所感】

ミャンマーの縫製業が、順調に伸びている。報道によれば、この4ヵ月間の輸出額は前年同期比2倍。
主な輸出先は EU加盟国だが、最近は一般特恵関税(GSP)が廃止される可能性についても言及されているが、2018年 10月末の報道によれば、6ヵ月間監視した後、判断することになっているが、この件は未だ決着がついておらず先行き不透明。そのため、縫製工場の新設件数もペースダウンしているのが現状。
しかしながら、駆け込み需要を含め、対前年同期比で大きく輸出額を伸ばしているのが現状。縫製業に従事するミャンマー国民や、その家族まで含めれば 40万人が関わる業界であり、かつ伸びている業界だけに、今後の動向から目が離せない。

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