24の赤字国営工場の立て直しを、と工業大臣が訴え。民間企業の力を借りて立て直す方向性。

【経済】赤字国営工場、民間の協力必要-工業大臣が国会で訴え

(2017年11月15日 第705号)

工業省のキンマウンチョー大臣は、赤字続きの一部国営工場について、民間と協力して経 営を立て直すことが必要だと国会で訴えた。
赤字経営となっている国営工場は 24 カ所。そのうち 12 カ所については、すでに民間企業の協力を得て、品質向上や新規商品開発などに取り組み始めているという。
同大臣は「現政権期間中に、すべての国営工場の経営状態を改善できるよう取り組んでいきたい。 求められる製品を作るためには高度な技術が必要であり、外国の技術者に指導を仰ぐことも検討し ている」と述べた。
ザガイン管区ミンジャンにある縫製工場は、過去に経営状態が悪化したが、民間企業と提携して流 行のデザインを取り入れ、黒字化に成功している。
(11 月9日発行/The Irrawaddy 上の記事を再編集)

【編集部所感】

国営工場の立て直しに関するニュースが、最近よく紙面を賑わせている印象を受ける。過去に、国営工場と民間企業とのマッチングが実現したことで、黒字化に成功した事例もある、という。
国全体として工業化を進め、国内で製造できるモノを増やし、技術を発展させていくことができれば、ミャンマーの国の経済発展に寄与することは間違いないだろう。
ティラワ工業団地へのあらゆる分野からの外国投資の増加、韓国の大宇バスのバス製造事業の開始など、様々な角度から工業化への道を歩もうとの姿勢が見られる。
隣国には、かなり先を行くタイの存在があるため、タイに工場を構える企業としては、まだ国内市場の規模も小さく、近い距離にあるミャンマーにわざわざ進出する必要はない、との判断をするケースが少なくないのが現状だ。
しかし、国営工場とのコラボの形であれば、工場用地取得に掛かる問題はクリアできるかもしれない。当然、インフラ面における課題は、残されたままだが、国営工場と日系企業の技術を組み合わせた動きが誕生していくことを期待したい。

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