「イスラム国」標的リスト上に国家顧問の名前も

 過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」がマレーシア警察に送りつけたとされる「標的リスト」に、アウンサンスーチー国家顧問の名前が含まれていたと同警察が発表した。

 同リストには同ミャンマー政府国家顧問のほか、マレーシアのナジブ首相をはじめ東南アジア諸国の政府首脳らの名前が、それぞれ本人の写真付きで記されていた。またマレーシアのヌグリ・スンビラン州にISISメンバーがすでに約700人いるとも書かれていたという。

 同文書の真偽は検証中だが、内容については事実とは異なる部分が少なくないと同警察はみている。

 ミャンマー大統領府報道官は「今は緊迫した状況ではないが、国家顧問の身の安全には特別な注意を払い万全な対策をとる」と発表。ミャンマーは今後もアセアン各国や国際組織と連携し、テロ防止に向けて取り組んでいくという。

 ミャンマー政府は以前、国際テロ組織アルカイダから脅迫を受けたことがある。若者たちがそのような組織から影響を受けないよう、政府が率先して対策に乗り出す必要がある。