在ミャンマー日本大使の丸山氏が、シンポジウムで経済制裁には不賛同、ミャンマーに寄り添う姿勢を表明。

【経済】在ミャンマー日本大使が経済制裁への不賛同を言明

(2018年12月19日 第868号)

※画像は HP参照のイベント案内より。丸山大使は一番右の写真。

丸山市郎在ミャンマー日本大使は、12 月 16 日に ISP Myanmar が主催する討論会において、ラカ イン州問題を背景にミャンマーへの経済制裁を検討している国々に対する不賛同の意を表明した。
討論会において丸山大使は、「経済制裁はラカイン州問題の解決策とはならず、地域の労働者が 最も大きな打撃を受けることになり、全く意味がない」という趣旨の発言をした。ミャンマーの状況は改 善されており、その速度も増している中、日本政府は最大限の援助を行っていることについても言及 された。
(12 月 17 日発行/7Day Daily 上の記事を再編集)

【編集部所感】

独立系で、非政府系シンクタンクである ISP Myanmar(The Institute for Strategy and Policy)の討論会に出席した丸山日本大使は、経済制裁への不賛同の意を表明し、ミャンマーに寄り添う姿勢を見せた。 ※スピーチはミャンマー語(当日の動画はこちら
ラカイン州のロヒンギャ問題に対して、国際的な批判を浴びるミャンマー政府の対応。虐殺などと国際社会から痛烈な批判を浴び、実質的な国のトップであるアウンサンスーチー国家顧問も強い批判にさらされている。カナダの名誉市民号の剥奪などが記憶に新しい。
国際社会は、経済制裁を加えるとの揺さぶりをかけて、ミャンマー政府の対応の見直しを迫っているが、事態はそれほど簡単ではない。また経済制裁を受けたところで、直接的な問題解決には繋がらず、むしろ事態はさらに深刻化する懸念さえある。 国際社会とミャンマー政府の間で、絶妙なバランサーとなっている丸山大使の発言や言動はミャンマー関係者としては、しっかりと把握しておきたい。

=
ミャンマー現地より、最新情報を週3回(月300本)配信。

配信本数No.1 の ミャンマーエクスプレス1週間無料購読は下記より
http://myanmar-express.com/trial/

【配信元】
日本語・英語・ミャンマー語翻訳のプロフェッショナル
ココライズ・ジャパン/KOKORIZE Myanmar
http://kokorize.com/
翻訳の依頼もお受けしております!