JICAによる合計800億の円借款が、ヤンゴン市内の下水設備改修、洪水・冠水対策、交通渋滞対策、電力設備等に充てられる見通し

【インフラ】JICA、合計 800 億円以上の借款供与へ

(2019年3月18日 第905号)

3月 12 日の連邦議会で、日本の国際協力機構(JICA)より合計 800 億円以上の借款を受ける計画があることが取り上げられた。議会では、計画・財務省、電力・エネルギー省が計画の詳細について説明した。
ヤンゴン市の下水道開発計画は、2019 年から 2028 年の9年間の計画で、450 億円が供与される。 敷設から 130 年以上経過して老朽化している下水設備の改修が必要とされており、ヤンゴン川に流 出される下水の水質を改善して汚染を防ぐことも目的の一つとなっている。
ヤンゴン新都市開発計画は、2019 年から 2024 年の5年間の計画で、240 億円が供与される。同市内で批判が高まっている、洪水・冠水、交通渋滞の解消を目的として、水門・ポンプ場・下水管など を敷設し、交通渋滞対策として分離帯の設置、環状線列車の改善、信号機の増設などを実施すると いう。
都市区域送電計画は、2019 年から 2027 年の8年間の計画で、120 億円が供与される。変電所を増設し、変電設備を改良することで、ヤンゴン・マンダレー間の送電を改善するという。
(3月 14 日発行/7Day Daily 上の記事を再編集)

【編集部所感】

JICAによる円借款について、議会で取り上げられた事に対する報道。下水道の整備、洪水・冠水対策、交通渋滞緩和、送電や変電関連設備に対して合計で800億円以上の借款を受ける計画について触れられている。
ヤンゴン各所で少しずつインフラ整備が進んではいるが、まだまだ課題も多いのが現状。またインフラ整備には、時間もお金も掛かるため、借款等を通じて町の整備が進んでいくのは、素晴らしい事。また日本がヤンゴンの街づくりに大きく関わる事も日本人としては嬉しくも感じる。
現在のミャンマーの課題があるのはもちろんながら、数十年先のスマートシティ化を見据えて、町並みが変わっていくことに期待したい。

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