ミャンマーの医薬品製造技術の向上を目的とした研究センターが、韓国に建設。医薬品分野で韓国が攻める。

【社会】韓国に医薬研究センターを建設

(2018年8月10日 第814号)

韓国中央大学と Pacific-AA Foundation/Pacific Medical Industries Limited, Myanmar は、ミャンマーの医薬品製造技術を近代化させる目的で、韓国に医薬研究センター「Institute of CAU-Pacific Myanmar (I-CAP)」を建設する。8月4日にパンパシフィックホテルで建設に関する覚書が締結されたという。
同社が CSR(企業の社会的責任)活動として、50 万米ドル(=約 5,560 万円)の資金を拠出し、韓国中央大学が建設地を提供する。双方の共同で短期、中期、長期の研究プログラムを計画し、実施する。
ミャンマー食品医薬品局(FDA)と同社の薬剤師は、研究プログラムに参加可能。同大学で修士課程と博士課程を取得することができる。同社は、ミャンマー投資委員会(MIC)の許可で初めての民間の医薬品工場を建設し、運営している。
(8月9日発行/Pyi Myanmar 上の記事を再編集)

【編集部所感】

医薬品研究については、韓国が一歩先を。ミャンマーの医薬品製造技術の向上を目的とした施設が、韓国に建設される。
ミャンマー国内ではなく、韓国国内に、である。
そして、この計画には、ミャンマー食品医薬品局(FDA)も関わってくるようだ。つまり、医薬品の認可について、同社が優遇される可能性もあるだろう。共同で研究開発された医薬品であれば、ミャンマー国内で認めない理由はなくなる。
その意味でも、医薬品業界の構造を大きく変える可能性のあるプロジェクトだ。現在は、インドやタイからの輸入品、国内製造の医薬品が出回っているが、長い目でみたら、韓国企業が製造する医薬品が増えていくのかもしれない。

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