韓国がミャンマー人労働者の採用を対前年2倍増の1万人以上に。数年後には、韓国の影響力が強くなる。

【労働】韓国がミャンマー人労働者1万人以上採用予定

(2018年3月16日 第753号)

 

労働・入国管理・人口省労働者管理局によると、2018 年韓国はミャンマー人労働者を昨年と比べ て2倍以上の1万人以上を採用する予定であると明らかになった。ミャンマーから韓国への人材派遣 は 2011 年から許可された。現在まで、韓国で就労しているミャンマー人労働者は 3 万人以上で、建 設業、製造業、農業、畜産業などに従事している。ミャンマーからの迅速な人材派遣とミャンマー人 労働者の働きぶりが認められ、今年の採用人数が増やされたという。
韓国への就労希望者のため、ヤンゴン管区とマンダレー管区の韓国語の学校で3月から申請書を 無料で提供。受験料は、24 米ドル(=約 2,550 円)。労働者管理局の人材派遣エージェンシーのエィ エィトー副局長によると、学校で申請書を渡したのは今年が初めてで、申請書を取りに事務所まで来 る必要がなくなったという。
ヤンゴン管区の韓国語学校へ申請書 17,000 枚余り、マンダレー管区の学校へは 8,000 枚余り政府 の人材派遣エージェンシーにより配布された。去年韓国は最低賃金額を引き上げた。韓国で就労し ているミャンマー人労働者の月給は 150~170 万チャット(=約 11 万 8,000 円~13 万 4,000 円)ほど で、残業代を加えると月給は 200 万チャット(=約 15 万 8,000 円)超えることもあるという。
(3月 13 日発行/The Daily Eleven 上の記事を再編集)

【編集部所感】

ミャンマーからタイやマレーシアをはじめとした海外へ働きに出る労働者の数は多い。国内の最低賃金が 1日 3,600ks(約 300円。)今後 4,800ks( 約400円)に増額予定で、月額換算しても1万円前後の水準に留まっている。
またヤンゴンには雇用機会があれど、地方にいけば、雇用機会さえない人々も多い。そのため、海外に働きに出ようと考える人が増える状況も理解できる。日本企業をはじめとして、ミャンマー人労働者の獲得競争は激しさを増している。
つい最近は、ヨルダンへの送り出しがはじまったところだ。日本での就労は、タイやマレーシア等に比べて給料水準は圧倒的に高いため、人気は高いが、ビザの関係 及び 日本語習得の難しさ、また申込時に必要となる金額から、断念する人も少なくない。
そうした中で、韓国は着実に、その数を伸ばしている。また、その数を2倍以上の1万人にしようとの計画があるようだ。現在、日本からミャンマーに労働者の採用を目的として訪れる人々の業種として介護分野の方が増えている。しかし、ミャンマー政府は、まだその分野に対しては認可を出していない状況だ。その他の分野でも日本がミャンマー人労働者の採用をはじめてはいるが、その裏では韓国が1万人の採用を計画している。
数年後には、そうした人材が韓国から帰国して、ミャンマーで活躍する事になるわけだが、その影響力は計り知れない。こうした、各分野における小さな活動は、様々な面で影響を及ぼしていくことになるだろう。

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