ミャンマーにおける生命保険事業、外資100%にも許可の方向。外資規制緩和で市場の活性化を狙う。

【経済】生命保険事業、外資 100%まで許可

(2018年4月6日 第762号)

計画・財務省は生命保険事業に関して 100%の外資を許可すると発表した。現在、保険事業の許可に関しては一般保険企業と生命保険企業の2種類に分けられており、一般保険企業は 35%まで外資が許可されている。
ミャンマーでまだ浸透していない生命保険や健康保険などの販売を促進することが目的で、生命保険企業への外資が 100%まで許可される。現在まで、中国、日本、韓国、インドとアメリカの保険会社 24 社が同省の保険企業管理局に要請していた。同局は今後、民間保険会社に対して販売許可する保険の種類を増やしていく予定だという。外国企業との合併により、ミャンマーの保険市場の活性化が期待されている。
同省によると、現在、国営のミャンマー保険公社と 11 社の民間保険会社が営業しており、保険料の総計は年間約 1,143 億チャット(=約 90 億 8,000 万円)程度だという。
(4月4日発行/The Voice 上の記事を再編集)

【編集部所感】

規制緩和に関する大きな報道だ。
生命保険事業に関しては、100%外資での運営を許可する、との事。一般保険企業は35%まで外資とされており、規制があるが、生命保険事業に関しては100%外資でも認可するとの方向性だ。
外国企業との合併によるミャンマーの保険市場を活性化していく、といった報道は以前にもあったが、100%外資でも運営を許可する、との動きは外資系企業にとっては、やりやすくもなるだろう。
市場規模はまだまだ小さいが、今後 国が発展していくに連れて、保険料の総額も拡大していくと予想される。
2018年4月上旬現在、日本の生命保険会社で、ミャンマーに支店を構えているのは、太陽生命(2012年4月に事務所開設)、第一生命(2017年3月末にプレスリリース)で、日本生命も2018年3月にヤンゴンに駐在員事務所の設立認可取得、との発表があった。
太陽生命が比較的長くヤンゴンに支店を構えており、これまでにもミャンマー国営保険会社と提携するなど、一歩先んじている感はある。一方で、日本でも規模の大きい第一生命・日本生命の今後の動きも気になるところだ。日系だけではなく、他国の企業も進出してくることは間違いない。
生命保険市場の活性化には時間が掛かるようには思うが、各企業の展開からは目が離せない。

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