「生命保険事業は外資100%、損害保険事業は合弁での運営を許可する方針」ミャンマー保険公社の社長談。

【金融】国内外保険事業の共同運営を許可へ

(2018年9月12日 第828号)

ミャンマー保険公社は、外資と内資の保険会社による共同事業運営ならびに生命保険については 100%外資企業の参入も可能となることを明らかにした。
同公社のサンダーウー社長は「政府は、損害保険については合弁、生命保険は 100%外資に解放 する方針だ。会社法によると、外資比率が 35%を超えると外国企業と規定されるが、自国の保険会社が十分成熟すれば許可する外資比率を徐々に上げることを視野に入れている。外資が参入すれ ば多くの経験が得られるため、自国の保険会社もさらに発展し、まだ保険にアクセスできていない国 民にもサービス提供できるようになる」と述べた。法規制の他、資金力や職員の知識不足などの課題 が解決できるという。
ファースト・ナショナル・インシュランス・パブリック社のアウンココティンウィン副社長は「我々ミャンマ ー保険協会としても、業界全体の発展に向けて歓迎する。我々はまだ経験が浅く、経験豊富な外資企業との共同事業には前向きだ。ただ生命保険を 100%外資企業に解放する方針については、ま ずは国内企業との共同事業から始めることを優先してほしい。100%外資企業と競合するとなると全く太刀打ちできない」とコメントした。
ミャンマーの保険マーケットは生命保険よりも損害保険の勢力が強く、火災保険や車両保険が最も浸透している。現在ミャンマー保険公社の他、民間の保険会社 12 社が計 13 種類の保険サービスを 提供している。
(9月 10 日発行/Myanmar Times 上の記事を再編集)

【編集部所感】

以前より噂にあがっていた保険会社の運営に関して、損保は合弁を認め、生保は外資100%での参入を認める、とミャンマー保険公社の社長が語った。ミャンマー国内では、保険制度に対する馴染みは薄く経験がある企業も少ない。そのため、外資による保険業界の発展支援にも期待しているようだ。
日本の生命保険会社の進出状況を見れば、2012年から太陽生命、2017年には第一生命、2018年には日本生命が進出している。とりわけ、太陽生命はミャンマー保険公社とも密接に関わりながら、ミャンマーの保険業界に大きく貢献をし、ミャンマー保険事情についても、他社よりも大きく抜きん出ている。ミャンマー事情の把握や販路開拓を考えると、かなり長期で考える場合を除いては、外資単独での運営は厳しいのではないかと思うが。。今後の保険分野の動きからも目が離せない。

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