ミャンマーの最低賃金は1日 4,800チャット(=約 340円)。2年に1回調整と政府発表。

【労働】最低賃金を2年に1回調整

(2019年2月8日 第889号)

労働・入国管理・人口省により、最低賃金を2年に1回調整を行うと公表した。
同省のティンスェ大臣は「2年に1回最低賃金の調整を行うので、会議、交渉を前もって開く必要が ある。特に最低賃金が適用されている工場で働く労働者らの賃金に関して、現場での調査もする必要がある」と述べた。
最低賃金は、管区州の雇用者・労働者組織と交渉した上で決定され、労使関係を円滑にできるよう に努力している。雇用者・労働者問題解決に向け、労働者数 30 人以上いる工場や職場に、労働調整委員会(WCC)を設置する。
2015 年9月1日は 1 日 8 時間の法定最低賃金を 3,600 チャット(=約 260 円)に決定。2018 年5月 14 日には 4,800 チャット(=約 340 円)に引き上げられた。
(2月6日発行/Pyi Myanmar 上の記事を再編)

【編集部所感】

最低賃金は、2年に1回調整することが発表された。これにより、各企業は2年先を見据えながら事業計画を立てることができる。これまで、特段発表されることなく、いきなりの最低賃金が制定され、いきなり最低賃金が引き上げられたが、2年に1度と明確になれば、外国投資家等の雇用者にとっては、多少ながらコスト計算がしやすくなる。
ミャンマー政府としても、自国民の賃金水準向上や労働環境改善には力を入れたい、と考えるはず。2年に1度の最低賃金向上にあわせて、各種調査を実施することができるメリットもある。
しばらくの期間は2年に1度は必ず最低賃金が上昇することになるだろうが、その間にも少しずつ労働環境の改善が進んでいくだろう。

=
ミャンマー現地より、最新情報を週3回(月300本)配信。

配信本数No.1 の ミャンマーエクスプレス1週間無料購読は下記より
http://myanmar-express.com/trial/

【配信元】
日本語・英語・ミャンマー語翻訳のプロフェッショナル
ココライズ・ジャパン/KOKORIZE Myanmar
http://kokorize.com/
翻訳の依頼もお受けしております!