ミャンマー第4の通信会社 MyTel、4月1日からサービス開始。既存3社との競争はどうなるだろうか。

【通信】Mytel、4月からヤンゴンなど大都市でサービス開始

(2018年3月26日 第757号)

 

ミャンマーにおける第4の通信オペレーターである Mytel は、ヤンゴン、マンダレーを含む大都市にて4月からサービスを開始する。ネピドー、バゴー管区東部、カレン州では3月 15 日から既に開始している。Mytel はベトナムのベトテルと国内企業2社が 20 億ドル(=約 2,110 億円)近くを投資して立ち上げられた。
Mytel の SIM カードは1枚 1,500 チャット(=約 117 円)で、Mytel 同士の通話は1分 10 チャット(= 約 0.78 円)、それ以外は1分 23 チャット(=約 1.8 円)。SMS は SIM カードの種類に関わらず1通 10 チャット(=約 0.78 円)。海外通話も対応。2G と4G を同時に使うことができ、0969 で始まる電話番号 が割り当てられるという。
現在国内には MPT、テレノール、オレドーという3つの通信オペレーターがあり、同じ通信会社同士の場合、通話を1分 10 チャット(=約 0.78 円)までそれぞれ値下げしている。
(3月 23 日発行/The Voice上の記事を再編集)

【編集部所感】

遂に、MyTelが始動する。2017年1月12日にライセンスを取得し、サービス開始の準備を進めていたMyTelが、4月1日よりヤンゴン、マンダレーを含む 大都市でのサービスを開始する。
2月には、ネピドーにて開通のセレモニーが行われ、3月15日からネピドーをはじめとした一部都市でサービスを開始していた。町中にも MyTelの看板を掲げるお店がチラチラと見えるはじめ、MyTelの本格的な市場参入が近い事を肌で感じていたが、遂にスタートする。
しかし、市場の攻略は決して簡単ではない。ニュース内に記載の通り、既に 3社の通信会社が 事業の本格展開をはじめてから3年半以上が経過する。その間に、3社は 通信環境を整え、今や かなり激しい価格競争に突入している。
MyTelは、市場シェア獲得のため、価格戦略に持ち込もうにも、既に 下げようがないほど低い価格となっている。
とはいえ、ベトナムにおけるNo.1シェアを誇り、4Gカバー率95%を超えるとも言われ、ある意味では東南アジアの市場をよく理解する Viettelがその背景には存在する。
これまでのミャンマー進出企業の多くは新規市場を形成してきたようなところが多い。既に出来上がりつつある市場に競争原理を持ち込むようなケースは決して多くない。
1年間でシェアをどこまで伸ばせるか、そのためにどこまで露出を増やし、プロモーションを展開していくのか、MyTelの4月以降の販売戦略は、どちらに転んでも、各業界の参考になるだろう。

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