第4の通信会社 My Tel のサービス開始は3月。どのような戦略で既存市場に挑むのかに期待。

【通信】My Tel が3月からサービス開始

(2018年2月5日 第737号)

第4の通信事業者である My Tel が3月からサービスを開始する。現在は販売店の開設の準備中で、通信サービスは3月から本格的に始めるという。
My Tel はベトナムのベトテルと国内企業の合弁企業 Myanmar National Telecom Holdings 社が 20 億ドル(=約 2,200 億円)の投資でサービスを行う。
現在ミャンマーでは MPT、オレドー、テレノールの3社がサービスを行っており、通話は1分 10 チャット(=約 0.8 円)まで価格を落としており、インターネット通信料金も現在の水準よりも下がる見込みであるという。
(2月2日発行/The Voice 上の記事を再編集)

【編集部所感】

第4の通信事業会社 My Tel のサービス開始は3月から。2014年の8月以降、オレドーとテレノールが外資企業として通信事業の展開をはじめ、MPT社も日系通信会社KDDIと住友商事と、ジョイントオペレーションをはじめるなど、三つ巴の戦いがこの3年半ほど繰り広げられてきた。各社がほぼ同時期に4G回線でのサービス提供をはじめ、通話料金・通信料金・パッケージ、いずれも各社ほぼ同じような価格帯に設定されている。3社の競争により、スマホの普及率が急激に拡大し、各種サービスにより、利便性も随分と向上してきた。
政府の規制もあるため、価格競争がさらに一段と激しさを増す可能性はあまり考えられないが、新規購入パッケージや乗り換え割引といった種類の、これまでにはなかったような サービスが登場する可能性ある。3年半にわたって、3社が繰り広げてきた通信市場に、新たに加わるMy Telが、どのように市場に挑むのか、楽しみだ。
国内をよく知る国内企業の合弁企業と、ASEAN内のベトナムのベトテル社が手を組んで事業を行うこともあり、その打ち出す戦略も気になるところだ。人材の移動が激しさを増す事は容易に想像できるが、それ以外の部分も、様々な動きが生まれてくるだろう。
既にポジショニングが固まりつつある業界に、ほぼ規制なしで、大資本の新規参入が行われるケースは、ここ数年のミャンマーでは数少ない事例だ。どのように各企業が反応するのか、も含めて楽しみではある。
スマホを中心とした、移動体通信事業の競争もさることながら、通信市場がどのように変わっていくのか、も楽しみであり、市場競争がどのように展開されるか、にも注目したい。

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