【ミャンマーニュース】天然ガス・廃熱発電所、来年2月稼働 ヤンゴンで中国・ミャンマーが共同建設

来年2月末、ヤンゴン市タケタ郡区おいて、中国とミャンマーが共同建設中の天然ガス・廃熱発電所が稼働を開始する。9月30日、同プロジェクトの建設マネージャーであるヤン・ビン氏が発表した。

 

同発電所は、暑季の電力需要に対応できることを目標とし、2016年5月12日に着工。同氏によると、現在、天然ガスで72メガワットの発電を行える発電所を建設中で、今年12月に完成予定。その後、発電量38メガワットの廃熱発電所を続けて建設するという。

 

建設面積は約10エーカー、総工費は1億3,000万米ドル(=約146億円)。中国のユニオン・リソース&エンジニアリング社(UREC)とミャンマーの電力エネルギー省が共同投資を行っている。建設にあたり、二カ国合同企業のUエネルギー・タケタ・パワー社が2013年1月に了解覚書を締結し、2016年1月25日に事業ライセンスを取得した。

今回の天然ガス発電所で使用する天然ガスは、同地区の採掘所からパイプラインを繋ぎ供給する。また廃熱発電については、天然ガス発電によって発生する熱を利用して水を沸騰させタービンを回すことで発電するという。

 

ヤンゴン管区の発電所だけでは管区内の電力需要を満たせず、ミャンマー北部や東部の水力発電所から送電している。そのため電圧が弱まり、計画停電を行わざるを得ない状況。ミャンマー全国で使用する電力量の半分がヤンゴン市で使用されている。ヤンゴン管区の電力使用量は2016年に1,150メガワットを記録。さらに、2017年には1,300メガワット、2018年には1,700メガワットの使用が予測されている。

 

ミャンマーは2021年までに総発電量5,000メガワットを目指しており、来年は発電量250メガワットの発電所、2021年には発電量950メガワットの発電所の建設が計画されている。

(10月3日発行/Pyi Myanmar上の記事を再編集)