ミャンマー経済発展の鍵を握る 電力分野への投資額1.5兆円。最大投資国は中国。

【経済】電力分野への外国投資、中国が最多

(2018年3月23日 第756号)

ミャンマー投資委員会(MIC)は、外国投資に関する中間統計を発表し、電力分野において中国の投資額が最多であることを明らかにした。
統計は昨年4月1日から今年3月 16 日までの期間。MIC が許可した電力関連事業は 16 件で、投資総額は 147 億 9,600 万米ドル(=約1兆 5,700 億円)にのぼる。国別にみると、中国企業による投資額が最も多かったという。
3月 17 日には、ヤンゴン市タケタ郡区に中国企業が天然ガス・廃棄物発電所を開設。総工費は約 1億 3,000 万ドル(=約 138 億円)で、市内の4万 2,000 世帯以上に配電を行う。
(3月 20 日発行/Pyi Myanmar 上の記事を再編集)

【編集部所感】

ミャンマーの経済発展における最大の課題は、電力問題にある、そう口にする人は少なくない。
工場を建設し、操業を検討するも、電力不足や電圧の不安定さ、といった課題から、建設・操業に踏み切れない企業も少なくない。業種によっては、検討の余地すらない、ほどに不安定な状況にあるのが現状だ。
よって電力分野への投資は、ミャンマー政府にとっても最大の関心事である。しかし、石炭ガス発電所の計画は取り下げになるなど、環境への配慮とのバランスを取りつつ、ある面では慎重に取り組んでいるミャンマー政府の姿勢もある。
そんな中、ミャンマー投資委員会の発表によれば、電力分野において最も多くの投資をしているのは中国、とのこと。電力関連事業には、1.5兆円を超える外国投資がなされているが、その中で中国の投資が最多とのこと。つい1週間前には、タケタに発電所が開設し、4万2,000世帯の配電ができる見通し、とのこと。
電力分野においては、地方部ではドイツが支援を行なうとのニュースもあった。日本だけではなく、各国からの投資が集中している。そして、中国の存在感は、やはりこの国の中でも相当に強い。

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