シンガポールのSCオート社が、5月末よりヤンゴン市内で高速バスの製造を開始。

【経済】シンガポールの SC オート-ヤンゴンでバス生産開始

(2019年5月31日 第935号)

シンガポールの SC オートは5月 28 日にミンガラドン郡区に新設した工場の開業式典を行 い、年間 600 台のバスを生産することを明らかにした。同社にとって初の海外工場かつミャン マー初の海外ブランドのバス製造拠点だという。総投資額は約 3,000 万ドル(=約 32 億 8,000 万円)で、2D レーザ切断、2.5D レーザ切断、自動ワイヤー組み立てなど、高度なオー トメーションシステムを備えている。
同社の Tan Siow Chua 会長は「ミャンマーとシンガポールのため、世界基準の製品を提供すること が目的だ。ミャンマーの消費者に我々のエクスプレス車を提供し、需要に応えていく。ミャンマーを足 掛かりにアジアマーケットへも展開したい」と述べた。
また Irin Chen マーケットマネージャーは「消費者と共にマーケットを開拓し、ミャンマーの工業、輸 送システム、経済の発展に貢献したい。バス需要に応えるだけでなく、我々のファシリティをグローバルネットワークとして展開し、企業価値を高めることも目的のひとつだ」とコメントした。同社は 1996 年 に設立され、高品質の長距離車両を設計から手がけている。
(5月 29 日発行/The Daily Eleven 上の記事を再編集)

【編集部所感】

ミャンマー国内初の海外バス製造向上の運営が遂にスタートした。工場の場所はティラワ経済特区ではなく、ミンガラドンエリア。33億円近い投資が行われた工場とのことで、今後の高速バスの車両の製造・販売を行なっていく見通し。
ミャンマーでは、ヤンゴンと地方の各都市を結ぶ交通手段として、高速バスがその中心的な役割を担っており、ニーズは今後も増えて行きそうだ。現在も、バスターミナルに行けば、かなりの数の大型バスが乗り入れ、大型連休前の夕方には、バスターミナル近辺の渋滞はかなり激しくなっているのが現状。
現状、ミャンマー国内でブランド認知度、信頼度が圧倒的に高いのが スウェーデンの「SCANIA」ブランドのバス。それに対抗するブランドとなるが、国内製造が行われコストが抑えられることになるため、購買者にとっては魅力的。
現在の市場構造が変わっていけば、国内投資を行う企業も増えていきそうだ。

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