中国の WeChat Payがマンダレーにおいて3ヶ月間の試験運用開始。決済はKBZ銀行が対応。

【金融】中国のウィーチャットペイ、マンダレーで利用許可

(2019年4月3日 第912号)

※写真は アリペイ @ ミャンマー

中央銀行は3月 29 日、マンダレー市で中国のキャッシュレス決済「ウィーチャットペイ」の利用を3カ 月間試験的に許可した。同市内でウィーチャットペイが利用できる地域は限定されており、マンダレ ー国際空港(タンターウー空港)における売店 14 店舗でのみ利用可能だという。試験運用が成功す れば、中国人観光者が多く訪問する観光地でも利用できるよう、利用店舗を拡大する予定。
中央銀行は国内で違法利用されている決済サービス業の関係者と会談した後、運営許可を申請し たウィーチャットペイに対し3カ月間の試験運用を許可。外貨を国内に合法的に入れるためであり、 今後はアリペイの導入も許可する予定だという。
国内でウィーチャットペイのサービスを提供するため、Paypb 社が設立され、ウィーチャットペイ経由 の決済による銀行間取引に関してはカンボーザ(KBZ)銀行が行う。Paypb 社はウィーチャットペイ以外にもシンガポールのネットペイ(Netpay)を含む外国のキャッシュレス決済システム 13 システムを国 内に導入する予定。
(3月 30 日発行/The Daily Eleven 上の記事を再編集)

【編集部所感】

中央銀行が、中国のキャッシュレス決済「WeChatPay」に対して、マンダレーにおける3ヶ月間の試験運用を許可した。
以前、アリペイがミャンマーでの事業展開を進めていたが、政府から「待った」が掛かり、アリペイはミャンマー国内でのサービス提供をストップしている。QR決済については、ミャンマー政府が主導権を握り開発を進めているとの報道が流れている。
今回の件については、KBZ銀行が決済取引を行なう仕組みとなっているようで、ミャンマー国内にお金が流れるようになっていることも大きい。KBZ銀行自身も、決済サービスである「KBZ Pay」を開発し、利用者の拡大、利用店舗の拡大など、サービス展開を全国で強烈に推し進めている。同社が開拓した顧客基盤のプラットフォームを用いる事で海外決済サービスもスムーズに利用できるようになるのだろう。
記事中にあるように、同社が外国のキャッシュレス決済システムの窓口となり、独占的に事業を展開することになる日は近そうだ。この動きがあったから、あれだけ強烈にKBZ pay普及活動に力を入れていた、と思えば合点がいく。

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