ヤンゴンでプラスチックゴミ削減啓発の劇を披露。各所でゴミに対する意識を高めるイベントが開催中。

【社会】ヤンゴンでプラスチックゴミ削減啓発イベント開催

(2019年4月12日 第916号)

ヤンゴンのマハバンドゥーラ公園で4月8日、プラスチックゴミ削減のための啓発イベントが開催され た。
イベントではゴミ問題に関する劇が披露され、「25 年前と比べてプラスチックゴミの量が 10 倍以上に 増えている」「プラスチックが無いと生活できなくなってしまっている」などといった現状が訴えられた。
イベントを主催したヨマ銀行の担当者は「交通の便が良くなり、都会でしか手に入らなかったプラス チックが農村部にもたくさん入るようになった。ただゴミが増えるばかりの現状を危惧しており、多くの 人に危機意識を持ってもらうためにこのイベントを行っている」と話す。
イベントは今回で7度目の開催。今後マンダレーやネピドーなど、全国 15 カ所を巡回予定だとい う。
(4月 11 日発行/Pyi Myanmar 上の記事を再編集)

【編集部所感】

ヤンゴンでも、先進国同様にゴミ問題への意識が高まりつつある。今回のイベントはプラスチックゴミ削減を掲げたものだが、これまでにも各方面で様々なゴミをテーマにした活動が行われている。
農村部に行けば、ヤンゴンなどの都市に比べて、プラスチックゴミが少ないのが現状だが、都市化が進むにつれて増えていくことは明白。世界中で、プラスチックストローの使用をやめる動きが生まれているが、ミャンマーでも徐々にそうした活動は増えており、竹ストローを見かける事も多い。
そもそものごみ処理能力が追いついていない現状もあり、そこにアプローチするスタートアップ企業「Recyglo」は、最近注目を浴びている。HerBESTが2年ほど前から毎月開催するイベント「Clean Yangon Green Yangon」や「Trash Hero Myanmar」などの気軽に参加できるイベントも開催されている。
一部が動くだけでは解決できない社会的な課題だけに、大勢を巻き込んだイベントを通じて市民の意識が高まる事に期待したい。

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