キリン、ミャンマー・エコノミック・ホールディングスに全株式を売却
【経済】キリン、ミャンマー・エコノミック・ホールディングスに全株式を売却

日本のキリンホールディングスは6月の30日に、全株式をミャンマー・エコノミック・ホールディングス(MEHL)に売却し、ミャンマーから完全に撤退すると発表した。224億円相当72,797株を売却するという。
キリンとして、ミャンマーから撤退するために売却、清算、譲渡という3つの選択肢を検討してきたが、今回、取締役会で全株式を持株会社に譲渡することで合意した。。
クデータで、軍事企業の製品がボイコットされ、Myanmar Beer社の収益も大きく影響を受けている。キリンの発表によると、2020年の利益は1,773億チャットだったが、2021の利益は965億チャットにとどまったという。
クーデター後、Myanmar Brewery Limited(MBL)の51%を所有するキリンと、軍所有のMEHLは、合弁事業をめぐる紛争に巻き込まれた。
キリンは株を売却するにあたり、ミャンマー投資委員会(MIC)と投資企業管理局の承認を待つところだ。