中央銀行、国内決済をチャットのみへ
【経済】中央銀行、国際決済をチャットのみへ変更

ミャンマー中央銀行は5月25日に、国内決済はチャットのみに限定するよう発表した。現在、ホテルやレストラン、国内で開校する外資系学校、外国人向けの賃貸住宅での取引はチャットの代わりに米ドルで行っており、一部の政府部門も外貨でやり取りしている。
国内で売買する製品や、サービスへの取引は外貨で行うため国内での外貨取引が広がり、外貨需要を増加させる上、外国為替に連動することから、2015年から政府および民間企業、 組織内での製品の売買やサービス企業への支払い、価格設定はチャットのみで行うようにしたことがある。
ミャンマー中央銀行通達第12/2022号による免除を除き、国内住民の外貨で得た収入は、、認定外貨為替取引銀行(AD)で外貨預金口座を開設し、1営業日以内にチャットに両替することが義務付けられている。