国連の特使、ミャンマー訪問

【政治】国連の事務総長特使、ミャンマーを訪問

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 クーデータの後1年半以上ぶりに、国連のノエリーン・ヘイザー事務総長特使(ミャンマー担当)がミャンマーを訪問したが、軍事評議会としか会談できなかった。

 ヘイザー特使は8月17日、首都ネピドーでミンアウンフライン国軍最高司令官に加えてワナ・マウン・ルイン・ミャンマー外務大臣とも会談したという。

 ミャンマ国営新聞は、ヘイザー特使とミンアウンフライン国軍最高司令官の会談を1面トップで報じたが、会談の内容については特に触れなかった。

 軍事評議会のゾー・ミン・トゥン報道官は、8月17日会談の数時間前に、ヘイザー特使との会談はミャンマー政府との正式な会談であると述べた。

 しかし、ヘイザー特使のミャンマー訪問に対する国連の声明は、国連は会談しただけで、軍事評議会の正当性を担保しないと述べた。

 国連の声明はまた、紛争の激しさを緩和し、ミャンマー人々の苦しみを軽減するための軍事評議会との最初の会談であるとしている。

 ヘイザー特使は、ミンアウンフライン国軍最高司令官との会談で、アウンサンスーチー国家顧問とできるだけ早めに会談したい、彼女に関しては個人的にも心配しており、関係者全員にとって彼女が重要な存在だからだ、と語ったという。

 続いて、国連は民主活動家4人の死刑を非難し、これ以上の死刑執行を行わないこと、経済顧問であったオーストラリア人のショーン・ターネル氏を含む逮捕された政治犯全員の釈放を要求したという。

 国民統一政府(NUG)のモー・ゾー・ウー副大臣は、ヘイザー特使のミャンマー訪問に対し、軍事評議会との会談は何の結果も得られなかったこと、国民統一政府(NUG)を正式な政府として言及しなかったことに失望したと発表した。