燃料価格の上昇でトラックがストップ

【経済】燃料価格の上昇によりトラック輸送の採算が合わず

 軍事クーデター後、燃料価格がアメリカドルと共に上昇し、重要な貨物を除いてトラックが走るのをやめざる得なくなった、とトラックステーションの運転手が語った。

 軍事クーデター前の1月には、燃料価格はディーゼル1リットル700チャット(=約40.37円)、ガソリン1リットル650キャット(=約37.48円)だったが、今月4日には1,650チャット(=約95.15円)になり、2倍ほど上がった。

 また、新しい輸入品もなく、倉庫内の在庫のみを運送していて、輸出も少なくなり、ミャワディ〜ヤンゴン間を走るトラックは1日あたり50台から15台に減らしたという。

 ヤンゴン〜南シャン州間で営業している貨物輸送業者一人は「最近、一部の運送を停止した。燃料価格がこれ以上上昇するようであれば、完全停止の状態になる可能性があります」と話した。

価格が下がることはしばらくないでしょうし、ガソリンスタンドは多くあるが、車1台当たり20,000~50,000チャットの給油に制限されています。

 トラック事業者によると、軍事評議会の中央銀行は燃料価格の上昇を抑制するため、ドル建てでガソリン輸入業者にガソリンを直接販売しているが、割当量は限られており、あまり効果がないという。

 燃料は主にヤンゴンを通じてほかの都市に流通していて、ヤンゴンからの距離が長くなると価格はもっと上昇する。去年は入札などで建設資材と他の商品を運送していたが、現在は、商品が不足していて、食品、身の回りの品、医薬品のみが輸送されているという。