米国・ASEAN首脳会議、ミャンマー代表なしで開催

【政治】米国・ASEAN首脳会議、ミャンマー代表なしで開催

写真ーAFP

 2022年5月12日から13日までワシントンD.Cで開催された、米国・ASEAN首脳会議後に発表された共同声明でミャンマーの件を取り上げた。

 その発表によると、ミャンマーの状況に関して非常に懸念しており、ASEANとの5項目の合意をタイムリーかつ完全に履行すること、ASEAN特別代表が関係者と会談できることを共同で求めた。

 さらに、ASEAN議長によって任命されたミャンマーに関する特使の手続きを含め、ミャンマー国民および関連組織の利益への完全なアクセス、信頼と信用の構築、ミャンマーにおける人道危機の平和的解決を促進するための努力、差別なく切実に困っている人々に対し、引き続き支援することを表明した。

 また、ミャンマーの平和と安定を継続的に支援すること。暴力の即時終結ならびに外国人を含むすべての政治犯の釈放を求めた。

 バイデン大統領はASEAN地域に総額1億5,000万米ドルの支援を行うと表明し、東南アジア大使も任命すると語った。