軍事評議会、ロシアの決済システムを利用へ

【金融】軍事評議会、ロシアの決済システムを利用へ

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 ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、国際的な決済システムからの締め出しを回避するため、今年中にミャンマーでミール決済カードシステムを使用するよう軍事評議会と協議することを明らかにした。

 ロシアのタス通信によると、セルゲイ・ラブロフ氏は、「ミャンマーの金融規制当局の協力を仰ぎつつ進めているこの件は、ロシア中央銀行とミャンマー中央銀行の協力案件の1つだ。ロシア決済システムを使用するため軍事評議会と2回の会合を開いており、詳細は次の会議で議論される予定だ。」と語ったという。

 ウクライナ侵攻後、米国とその同盟国は、世界中の銀行を接続するSWIFTネットワークと、国際決済カードシステムであるVisa/マスターズにロシアがアクセスすることを禁止した。

 そのため、ロシアはSWIFTの代わりに独自の決済ネットワークFinancial Messaging System (FMS)を使用し始め、Visaやマスターカードの代わりにMirカードを使用し始めた。そこで、ロシアのパートナーであるミャンマー軍事評議会も、ロシア主導の決済ネットワークに参加する予定だという。

 一方、国民統一政府 (NUG)の計画財務省は7月18日、SWIFTではないロシアの決済ネットワークとMirカードは、危険な金融システムであるため、反対すると発表した。