軍事評議会、国境貿易でドル使用を再許可

【経済】軍事評議会、国境貿易でドル使用を再許可

 軍事評議会は昨年の12月、中国国境貿易で米ドルの代わりに人民元/チャット、タイ国境貿易でバーツ/チャットでの決済を命じたが、7月より中国・タイ国境から輸出される、米、豆、トウモロコシの決済をドルのみで取引するよう国境の取引所に通達した。

 その上、輸出代金は45日以内に銀行口座に入金する必要があるという。

 ある企業家は「軍事評議会が国境貿易でドルの代わりに人民元、バーツを使用することで、ドルの使用を減らそうとしたが、状況がよくないためドル取引を再許可したと思う。」と語った。

 国内のドル資金の流出を制限している軍事評議会は、外国銀行との取引にロシアの決済システムを使用することを計画していると、投資・対外経済関係大臣が語った。