ASEAN外相会議、軍事評議会を批判

【政治】ASEAN外相会議、軍事評議会を批判

写真ー EPA/EFE

 カンボジアで開催されたASEAN外相会議で、軍事評議会に対する批判が高まっている。ASEAN首脳は、ミャンマー問題解決のためのジレンマに直面している。

 軍事評議会は、ASEANとの5項目の合意事項に反して民主活動家4人を処刑し、ASEAN加盟国首脳を激怒させたため、ミャンマー情勢は外相会議で幅広い議論の的となった。

 ロイター通信社によると、シンガポールのビビアン・バラクリシュナン外相は同会議で、「何の進展もなくミャンマー軍幹部と関わることは、まったく無意味だ。ミャンマー軍はASEAN特別代表の努力を無視している。」と話したという。

 その上、ビビアン・バラクリシュナン氏は、SNSで軍事評議会による民主活動家4人の死刑執行は大きな後退であると投稿した。

 会議前マレーシアのサイフディン・アブドラ外相は、ミャンマー軍に断固たる行動をとるようように伝えた。その上、ASEAN首脳会議までに進展がなければ、ミャンマーの加盟を停止せざるを得ないと、会議後に語った。

 今年の10月には、加盟各国の首脳が出席するASEAN首脳会議が開催される。

 インドネシアのルトノ・マルスディ外相は会議に送られたビデオファイルで、合意事項が実行されたないことを指摘し、約束を繰り返し破った、と語った。

 ASEAN議長国であるカンボジアのフン・セン首相は、軍事評議会に深く失望しており、合意事項の内容を再び検討しなければならない、と語った。

 カンボジアはASEAN特別代表として副大臣と外相をミャンマーに2回派遣したが、特に何も起こらなかった。

 ミンアウンフライン国軍総司令官は、ASEANとの5項目の合意事項を履行できないのは、コロナ防ぐのに苦労し、国内に不安定さがあるからだと言い放った。