エーヤワディ川などの水位上昇で沿岸住民3.5万人が避難

 エーヤワディ川とチンドウィン川の水位の上昇を受け、複数の管区に渡る沿岸地域の住民、3万5,000人以上が避難する事態となっていると福祉復興省が明らかにした。

 マンダレー管区では、タッターウー、アマラプラ、シンクー、シンカイ、パテイジー、ニャウウーの各町から4,500世帯、2万2,000人以上が安全な場所に避難。牛、水牛、鶏、豚などの家畜も移動させたという。サガイン管区ではすでに水位が下がり始めているが、1万3,000人以上がまだ避難所生活を継続。マグウェー管区タヤッ町とアウンラン町の避難民約750人は、飲料水などの支援を必要としている。

 気象専門家は、今後1週間ほどは降水量が多いと予想している。