アメリカ企業の進出の話題が続く中、6月1日には大手法律事務所が開設。

【経済】米デントンズ法律事務所、ミャンマーに事務所開

(2017年6月5日 第635号)

  5月 31 日、世界 60 カ国以上に事務所を置く米デントンズ法律事務所は、ミャンマーに新しく事務所を開設した。
フィリップ・ジャヤラトナム業務執行社員は、ミャンマーに事務所を開設した理由を「シンガポールの大企業からミャンマーへ投資が増え、投資・経済に関する法律アドバイスが求められている。私達にとってチャンスが拡大している」と話した。
デントンズが主に連携するシンガポールの事業は、銀行業、医療業、製薬業、採鉱業。雇用している弁護士数では世界トップクラスで、売上では世界第6位の法律事務所。
シンガポールは昨年度約 40 億米ドル(=約 4,400 億円)ミャンマーへ投資し、その額は全体の57%を占める。
(6月1日発行/The Voice 上の記事を再編集)

【編集部所感】

 売上ベースで世界第6位の法律事務所「デントンズ法律事務所が」ミャンマーに新しく事務所を開設。ストランドスクエアに事務所を構えている。
米国の経済制裁解除以降、各分野において米国企業の進出が相次いでいる。通信ネットワークに必要なアプリケーションのデザイン、製造、サービスを供給するVertiv社が開業式典を実施。米国国際開発庁が食品品質検査所の移転開設を支援することが発表された。マンダレーでは5月25日にアメリカ商工会議所がビジネス相談会を行い、6月2〜4日は、ヤンゴンで第1回アメリカ・ミャンマー展示会が開催された。直近2週間だけでも、アメリカ企業に関する話題が続く。
日系企業以外にも多くの外資系企業進出の話題が続いている。進出支援の分野でも、競争は激化しそうな予感だ。

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