金融分野に規制緩和の動き。外銀支店で、ミャンマー企業も口座開設できる方向へ
【金融】国内の貿易業者、外銀支店で口座開設が可能に
(2017年6月26日 第644号)
中央銀行はミャンマーの貿易業者に対し、ミャンマー国内で支店を開設している外国銀行 13 行において銀行口座開設を許可する方針を明らかにした。
輸出業者のトーナンダーティン氏は「外国銀行は世界とのコネクションが強い。口座開設が実現で きれば、外国への振込などが便利になるだろう。また、外国銀行から融資を受けられれば、事業拡大 に繋げられる。国内銀行より金利が安ければ、口座開設希望者は多くなるだろう」と述べた。 (6月 23 日発行/The Voice 上の記事を再編集)
【編集部所感】
金融分野において、規制緩和の動き。2014年に外資銀行に営業免許が付与され、日系3行(三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行)がライセンス取得したのは記憶に新しい。その後、各行共に営業を開始しているが、営業範囲は制限されたままであった。 取引先は外資系企業に制限されていた。今回の報道によれば、ミャンマーの地場企業も外国銀行で口座開設できるようになる、とのこと。外資系銀行の営業範囲が拡がる、規制緩和の動きである。
保険業界における規制緩和の動きが、表面上でも、裏でも聞こえてきている。金融分野が活性化することで、ミャンマー国全体としても活性化していけば、いい流れが生まれるはずだ。
外資規制緩和をはじめとした、規制緩和を通じて、更なるミャンマーの発展に勢いがつくことを期待したい。
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