新会社法の整備などにより、ビジネス環境が大きく改善した20カ国にミャンマーがランクイン。東南アジア唯一。
【経済】ミャンマーのビジネス環境改善を世銀が評価
(2019年10月7日 第990号)
世界銀行HP レポートページ(https://www.doingbusiness.org/en/reforms/top-20-reformers-in-db2020)
世界銀行がウェブサイト上で発表した「ビジネス環境の現状(Doing Business 2020)」において、大き く改善が見られた 20 カ国にミャンマーが選ばれた。ウェブサイトでは、ヤンゴン市が建築士やエンジニアのランク分けをし、より質の高い建設事業が行 われるようになったことが評価された。また、ごみ処理のインフラ整備が進んだこと、会社登記がオン ライン化されたこと、会社法の改正なども挙げられ、「投資のしやすい環境を整えることに注力してい る。また、会社法の改正は、より公正で透明性のある経済活動を増やすことができる」と述べられた。
世界銀行は毎年 10 月 31 日にこの発表しており、今年も正式な報告書は 10 月 31 日に発表される 見通し。
(10 月3日発行/The Voice 上の記事を再編集)
【編集部所感】
世界銀行のウェブサイトにおいて、ビジネス環境において、大きく改善が見られた 20カ国にミャンマーがランクインした。
大きく5つの改善項目が評価された、とされており、建築基準の明確化や、オンライン登記が可能になったこと、新会社法により投資家保護が強化されたことなどが挙げられている。
ミャンマーは、2018年のビジネス環境の現状ランキングでは、世界 171位(190カ国中)となっており、今回のレポートでどこまで上昇するのか興味深い。
ミャンマー以外に、名前が挙がっている国は、下記の通り。東南アジアの中で唯一ランクインしている。
アゼルバイジャン、バーレーン、バングラデシュ、中国、ジブチ、インド、ヨルダン、ケニア、コソボ、クウェート、キルギス、ナイジェリア、パキスタン、カタール、サウジアラビア、タジキスタン、トーゴ、ウズベキスタン、ジンバブエ。
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