ミャンマーのドローン規制が一部変更。16郡区でドローン飛行は原則禁止。

【社会】ヤンゴン 16 郡区で無人航空機の飛行禁止

(2017年12月15日 第718号)

ヤンゴン管区総務局は、16 郡区における無人航空機の飛行について、刑法 188 条に基づき原則禁止すると発表した。
無人航空機とは、ドローンやラジコン機のことを指す。飛行禁止とされたのは、ミンガラドン、レグー、タンタピン、北オッカラパ、シュエピーター、ラインターヤー、ライン、インセイン、マヤンゴン、カマーユ、サンチャウン、バハン郡区など。ヤンゴン空港周辺の郡区が多く含まれている。
同管区では以前から無人航空機の飛行を禁止する取り決めはあったが、「ヤンゴン空港から5マイル(=8キロメートル)で飛行禁止」とされ、分かりづらく守っていない人が多かった。そのため今回のように郡区名を明示することになったという。
(12 月 12 日発行/The Voice 上の記事を再編集)

【編集部所感】

ドローンの飛行に関する報道が発表された、これまで、ドローンの規制に関しては 「ヤンゴン空港から5マイルで飛行禁止」と、少しわかりづらい表現で、守っていない人が多かったという。
しかし、今回は具体的に16の郡区名をあげて、ドローンの飛行禁止について、発表がなされた。
各国で進む、ドローン規制だが、ヤンゴンにもその流れが、思っていたよりも早くやってきた。先日は、ネピドーにおいて、ドローンを飛ばして撮影していた 海外メディア関係者4人が逮捕された事件(こちら)もあった。
仏教遺跡で有名な、バガン地区での商用の写真撮影は1日あたり1万チャット(=約 8,270 円)、ビデオ撮影は5万チャット(=約4万2,800円)。ドローン撮影に特別料金は課さないが、同料金が適用される。
ドローン撮影に関する規制は日々変化があるため、撮影前にはきちんと許認可取得について調べてから対応する必要がある。逮捕されるリスクがあることも、把握しておかなければならない。

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