初上場のFMIが配当−1株135チャット

 ミャンマー初の上場会社「ファースト・ミャンマー・インベストメント(FMI)」は今年度の配当額を決定した。金額は1株135チャット(=約11.5円)。株主の権利確定日は7月4日。昨年は120チャット(=約10.2円)だった。

 同社の投資分野は金融サービス業、不動産業、ヘルスケア業など。傘下のヨマ銀行とパンライン・シロアム病院の業績は好調で、不動産開発プロジェクト「スターシティ」でも莫大な収益を上げている。

 同社社長テインウェさんは「弊社の事業戦略は明確で今後の成長も明らか。ミャンマー進出を目指す外国企業にとって、よきビジネスパートナーであり続けたい」と述べた。

 直近では、ヨマ銀行が通信大手テレノール社と共同でモバイル送金サービス「Wave Money」を開始する。不動産分野では「キリス・プラザプロジェクト」も遂行中。