ヤンゴン環状線が一般市民の足になるか?所用時間1時間短縮に向けた動きが加速。
【社会】来年中にヤンゴン環状線でハイブリッド車両運行
(2017 年1月 27 日 第 581 号 より抜粋)
来年中に、ヤンゴン環状線で電気とディーゼルで動くハイブリッド気動車の運行を開始すると1月23 日に行われた環状線改修計画の事故防止講義終了後のメディア質問でミャンマー電鉄(下ビルマ)のトゥンアウンティンマネージャーが話した。
現在 JICA と共同で行われているヤンゴン環状線改修事業において、ハイブリット気動車の機関部と車両 66 両を日本に注文した。
さらに同氏は「現在、環状線では時速 20~25 キロで走行しており、時速 60 キロ出せるよう改修を進める。また、今後環状線の駅を減らし、環状線一周するのに2時間 50 分かかっているところ1時間 50分で一周できるようにしたい。電力を賄えるようになったら、電気のみで運行する予定。」と述べた。
市内での線路周辺の安全のために、線路に柵を取り付けており、現在3分の1が完了。
(1月 24 日発行/Democracy Today 上の記事を再編集)
【編集部所感】
ヤンゴン環状線に新たな動き。既に日本向けに車両66両の注文も終えた後だという。現在の時速20〜25キロにも驚きだが、今後60キロで走るようになる計画だという。1周の所要時間が1時間短縮されれば、電車を利用して通勤する人の数も増えるだろう。
新バスシステム稼働初日には、運行本数を増やしていたというヤンゴン環状線。ビジネス的な動きも本格化してくる予感。
バスやタクシーでの移動が当たり前のヤンゴンだが、電車移動が一般化する日はそれほど遠くないのかもしれない。
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