ヤンゴンのライセンス取得済 電気自動車「KSD-V1」「KSD-V2」が10月末に販売開始。
【経済】ヤンゴンライセンスの電気自動車、10 月末に販売開始
(2018年9月28日 第835号)
写真は Myanmar Times参照(https://myanmar.mmtimes.com/news/115692.html)
中国 Yue Di 社と国内企業カインカインサンダ・モーターカーKSD 社が共同で製造している電気自動車2車種が 10 月末に販売開始されるという。両車種ともヤンゴンライセンス取得済で5人乗り、 KSD V1は1,400万チャット(=約100万円)、V2は910万チャット(=約65万1,000円)で販売さ れる。
「バッテリー充電は、220 ボルトに設定されているので家庭で充電が可能。市内も郊外も走行できる よう製造してある。走行中に充電が少なくなってきたらガソリンで補助できる」とカインカインサンダ・モ ーターカー工場長ユー・ジャン・チェン氏が話した。
V1 は、最高時速 80 キロ、走行距離 800 キロ、積載荷重 1,460 キロ、V2 は、最高時速 50 キロ、走 行距離 110 キロ、積載荷重 960 キロ。メーカー保証5年付で、故障の際は、工場で修理してくれると いう。部品を中国で生産し、ミャンマーで組み立てる。10 月末に約 2,000 台販売するという。
(9月 26 日発行/The Voice 上の記事を再編集)
【編集部所感】
ヤンゴンで電気自動車 2種類が もう間もなく発売を迎える。10月末に販売予定であり、1カ月後には町中を電気自動車が走っている可能性があるのだ。
既にライセンスも取得済 との事で、販売に向けて 乗り越えるべき壁は 売れるかどうか、だけになりそうだ。家庭での充電も可能であるなど、紙面から読み解く限りは、問題なさそうだ。
走行速度の面など、通常の車と比較すると、少し物足りなさはあるが、それでも、価格はかなり安く、環境にも配慮された電気自動車であることから、なかなか面白い仕掛けではある。この車が一気に売れるような事があれば、かなり興味深い。
個人的には、停電もあるヤンゴンの環境を思えば、さすがに電気自動車はまだ少し早いのでは?と思ってしまうが、そこは消費者が判断をする部分。環境にも優しく、お財布にも優しいとなれば、売れる可能性もある。
発売後の動向は、かなり気にしながら追っておきたい。
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