【ミャンマーニュース】モン州の歴史的建造物を保存、観光業振興へ
モン州考古学研究・国民博物館局のアウンナインソー副局長は、同州で植民地時代に建設された築100年以上の家屋を保存し、観光名所とすることで、地域の観光業振興を目指すと述べた。
同州にある植民地時代に建設された家屋を含む、寺などの歴史的建築物を保存するため、それらを実行する非政府組織(NGO)を組織する計画があるという。
同氏は「現在は歴史的建造物のリストを作成している。保存が必要な建物は100棟以上あり、その一部は建設年代がわからないものもある。リスト作成が終われば、管区政府の管理下で保存作業が行われる。また、政府だけでなく、技術を持った民間人とも協力し、現代の技術も活用する」と述べた。
同州モーラミャインは植民地時代にイギリスの統治政府が置かれた場所であるため、同時期の建物やそれ以前の建物も多く残っている。セインドンミー王のアフルードーヤダナーミン寺、ティーボー王第四王女家屋なども有名。
(10月3日発行/Pyi Myanmar上の記事を再編集)