参入障壁の1つ「不動産賃料」値下がり中。ヤンゴン生活者や参入検討する者には朗報。
【経済】ヤンゴン市内の不動産賃貸料、3割値下がり
(2017 年 3 月 31 日 第 608 号)
ヤンゴン市内の一戸建ての賃貸料が約 30%値下がりしたという。
ミャンマー不動産業者委員会のモモアウン委員長によると、以前の不動産賃貸市場は順調であったが、現在は市場状況が悪化しているという。また賃貸料は以前の3分の2程度になっており、特に一戸建ての賃貸料と都市部での賃貸料が値下がりしているという。
ヤンゴン市内では 15×60 フィート(=約 22.3 平米)の広さの住宅が最も一般的で、現在、ドーポン郡区、タケタ郡区、南オッカラパ郡区、ティンガンジュン郡区などでのアパートの販売は順調だという。
(3月 30 日発行/Democracy Today 上の記事を再編集)
【編集部所感】
不動産賃貸市場全体が停滞している、とのこと。「賃貸料が以前の3分の2程度」「とりわけ一戸建てと都市部の値下がりが顕著」との記載もある。ヤンゴンで生活する人や進出を検討する人にとっては、朗報である。(不動産紹介業は、、、)
住宅物件とは対象が異なるが、2013年12月〜2014年1月の調査では「事務所家賃はシンガポールよりも高い」との結果も発表されていたほど、ヤンゴンの家賃相場は高かった。それが下がってきているのはありがたい情報だ。
現地で生活している実感として、オフィス物件は明らかに賃料が下がってきている。物件数も増え、値段が落ち着いてきている印象は受けている。住宅物件でも同じような状況は感じている。ビジネスの参入障壁の1つとなっていた高い賃料が落ち着いてこれば、進出を検討する企業も増えてくるだろう。更なる活性化に期待!
とはいえ、まだ近隣諸国に比してかなり高い水準ではあるが、、、
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