ミャンマー・ティラワ特別経済特区に、商業施設建設の計画。国籍問わず事業者に賃貸を予定。

【経済】ティラワに商業施設建設へ-MTSH が発表

(2019年7月17日 第955号)

ティラワ経済特区(SEZ)において、商業施設の建設が計画されている。ミャンマー・ティラ ワ SEZ・ホールディングス(MTSH)が明らかにした。
MTSH のトゥレインアウン事業部長は「工場やそこで働く従業員が増えていることを受けて、より働き やすい環境を整えるために商業施設の整備を計画している」と話した。
現在、商業施設整備に向けた事前調査を実施中。早ければ年内にも建設を開始したい考え。建 物は MTSH が建設し、外部のスーパーマーケット事業者等に賃貸予定。事業者の国籍は問わない という。
同 SEZ では工場 72 カ所が稼働中。また、90 カ所の建設が行われている。MTSH によると、これま でに 9,000 人以上の雇用が創出された。
(7月 15 日発行/The Daily Eleven 上の記事を再編集)

【編集部所感】

ティラワ経済特区の開発が進んでいるが、工業ゾーンだけでなく、商業施設の建設も計画されていることが発表された。2019年 3月にはティラワ経済特区内には、スーパーホテルがオープンして営業を開始しており、工業以外の動きも見せている。
噂レベルでは、何度か話にあったが、商業施設の整備が本格的に動き出しそうな予感のする報道。事業者の国籍は問わない、とのことで、以前からミャンマーで事業を展開しているイオンなども、本格的にモール建設に動き出す可能性もある。
ティラワ経済特区自体が、市街地の人口密集地域から、かなり離れたエリアに位置するため、集客を見込むことは難しそうだが、数年も経てば状況は変わっているのだろうか。

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