ついに、1月からヤンゴンの路線バス乗車で、カード決済が可能に。双方の利便性がアップ。

【交通】YBS 路線バス、1月からカード決済制度開始へ

(2019年1月7日 第875号)

ヤンゴン管区のピョーミンテイン首相は、1月から YBS 路線バスにおいてカード決済制度を開始す ると昨年の 12 月 30 日に発表した。カード決済導入の目的としては、キャッシュレス化の促進、現金の 支払いの不便さを解消させ、運賃の過払いを防ぐことだという。
YBS 路線バスのカード決済であるヤンゴン決済システム(Yangon Payment System)の入札にアジ ア・スタマー・トランスポート・インテリジェンス社が落札した。現在、4,000 台程度の YBS 路線バスを 250 万人が利用している。ヤンゴン管区政府により多額の投資がされている黄色い路線バスでは、よ り良いサービスを提供しているという。
政府は、YBS 路線バスの運賃支払いのほか販売・サービス業においてもビザカード、マスターカー ド、MPU カードなどのカード決済が利用可能になるよう尽力している。
(1月3日発行/Pyi Myanmar 上の記事を再編集)

【編集部所感】

2017年 2月頃から、バスの決済システムに関する報道はなされていたが、ようやく カード決済制度が開始されそうだ。
空港からヤンゴン市内に向かうバスに乗ったが、未だ キャッシレスシステムは導入されていなかった。一般の路線バスにおいては既に導入されているのかもしれない。
バス運賃は 200チャット(=約 14円)で乗車することが可能。バス乗車時に、200チャットを持ち合わせていない場合は、入り口で立って、乗車するお客さんから細かいお金を集める必要があるため、入り口近辺でずっと立っている人がいることがある。また200チャット支払うべきところをごまかして乗るケースもあるという。
バス会社・利用者の双方にとって、メリットが大きいため、キャッシュレス化には期待が集まる。

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